
JTSCカウンセラー 有賀朋子 |
こんにちは、JTSCカウンセラーの有賀(あるが)です。
12月に入ってからも暖かい日々が続きましたね。
今年は夏の猛暑の記憶があり、今までのところは
暖冬といってもいい陽気で少々異常気象だといえそうですね。
でも、残り少ない日数のなかで、手帳を新しくしたり
カレンダーを買ったりとそれなりに忙しい毎日だと思います。
私は4月始まりの手帳をここ2〜3年使っているので、
このまま年越しです。
カレンダーは生まれて初めてスポーツ選手の
カレンダー(羽生結弦さんのです)を買いました。
このように来年の準備をしながら、
一方で「ああ、平成最後の年末になるのだなあ……」と感じています。
◎1年間を振り返って、締めくくる。
TV などでは平成30年間のできごとやニュースの回想番組も放映されていますが、
平成生まれの学生の皆さんには、あまり関心が持てないかもしれません。
せめてこの1年間を振り返って、友人どうしでも自分の心の中ででも、
ちょっとした締めくくりができるといいと思います。
ポイントとしては、次の3つのことです。
まずは〔学校生活〕。
授業・テスト・課題・出席日数・実習・クラスのこと・先生との関係・友人関係・就職活動……
ひとつずつ思い浮かべて気になることについてメモしてみましょう。
次は〔健康管理〕。
睡眠・食事・運動・頭痛や腹痛の有無・医療機関にかかった時のこと・持病……
大きな病気や事故がなく過ごせましたか?
そして〔プライベートな生活〕。
バイト、家族との関係……
特に「家族への連絡が少なかったな」と感じたならば、この年末年始は家族と一緒に過ごして、
いろいろ話をしてみる機会を持つことをお勧めします。
皆さんの年齢である青年期には、自分自身の考え方や価値観が形づくられてきて、
「親とは考え方が違うからな…どうせ話してもわかってもらえないかもしれないし……」と思って、
話をしなくなり、少しずつ距離ができてくる時期でもあるのです。
これを専門用語では『アイデンティティの確立』というのですが、
大事なことは、考え方が違う人とどのようにわかりあえるかということではないでしょうか。
あなたの考え方や方向性をじっくりゆっくり説明して、家族にわかってもらうことは、
これからの家族との関係にとって最も重要だと思います。
◎家族で過ごすことは、大事な人生の一部。
日本には家族で過ごす「お正月」という風習があるのですから、
子ども時代とは違ったかたちや感覚で、お正月を迎えてみましょう。
いえいえその前に大掃除の手伝いや、
お正月の準備の手伝いなどが待ち構えているかもしれませんね。
そのようにしながら家族と過ごす時間は、あなたの大事な人生の一部なのです。
さて、JTSC の休館日についてお知らせします。
12月23日(日)〜 1月6日(日)の間はお休みです。
このままの気持ちでは年を越せないと感じている方は、
まだ間に合うのでご連絡ください。
★青年期の危機とアイデンティティの確立★
◎青年期は自分とは何かを見つける大切な時期
「アイデンティティ」とは、自分自身が何であるのかという感覚や認識のことです。容姿、性別、性格、生き方、職業など、自分はこういう人間であるという手がかりや答えになるものはアイデンティティの要素だと言えます。
18歳から22歳ぐらいまでを「青年期」と呼び、「アイデンティティの確立」をしていく時期です。多くの専門学校生はこの時期にあたり、職業的アイデンティティを確立していくことになります。
アイデンティティを確立していく途中では個人差はありますが、大なり小なり悩みを抱えます。職業や生き方についてです。「この道で本当に良いのか?」、「もっと違う生き方があるのではないか」といった、「自分とは何か」の答えを必死に見つけようとする悩みです。心理学ではこれを「青年期の危機」と呼びます。青年期の危機を乗り越えることで、「自分とは何か」の答えにたどり着くのです。この危機は悩み迷うわけですから楽ではありません。しかし、それと向き合うことで自分らしさがみえてくると言えるでしょう。逆にこの危機を避けてばかりいると、自分がいつまでも見つからず混乱したまま時間だけが過ぎていくということなってしまいます。
このころは親と自分の違いや友人との違いなど、自分と他者との違いが明確になってきます。言い換えれば、自分と人の違いを受け入れていくことで自分の個性がわかってくる時期です。このように青年期は自分とは何かを見つける大切な時期です。できる限り目の前のことに向き合い真剣に取りくむことでアイデンティティの確立が
なされていくことは間違いありません。
1年を締めくくることで未来を見つめ、
「自分とは何か」の答えを見つけよう。
次回更新は、年も明けてに気分も新たな…1月18日頃です。ぜひお楽しみに。
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