カウンセラーからのメッセージ
JTSCカウンセラー 有賀朋子 |
こんにちは、JTSCカウンセラーの有賀(あるが)です。
いつまでも暑い日が続き、東京でも
「最も遅い猛暑日(35℃以上の日)を82年ぶりに更新」
と言っていました。
また、大雨による被害も続いていて、
もはや「過ごしやすい秋の気候」は
どこに行ってしまったのかと思うようです。
でも、学校生活では後期の授業が始まって、
いよいよ充実した学習体制が望まれるところです。
学習への意欲や興味関心はしっかり維持できていますか?
暑くてむしむしした夏の疲れが出てきて、
なかなか体も心もすっきりしない…集中力が続かない……
などで、困っている人はいませんか?
◎症状やダメージはありますか?
今回は不安定な気候状況で自分の健康を
管理・維持していくためのヒントをお伝えしようと思います。
夏の間は、熱中症や感染症に気を付けるようにとお話してきましたね。
少しずつ朝夕の気温が低くなってきて、
気温の変化が大きくなるこれからの季節の注意点を挙げてみましょう。
気温の変化が大きい →「免疫力が低下する」「自律神経が狂いやすい」
「呼吸器系への影響が大きい」「関節や筋肉が固まりやすくなる」…という影響があります。
そうなるとどのような体への症状やダメージがあるでしょうか?
1. | 免疫力の低下 → 風邪やインフルエンザにかかりやすくなる | 2. | 自律神経の乱れ → 頭痛やめまいが起きる 睡眠の質の低下 | 3. | 呼吸器への影響 → 花粉やカビによるアレルギーの悪化 鼻水や咳による肩こり | 4. | 関節や筋肉への影響 → 血行不良や関節や筋肉の痛み |
◎健康改善を目指し対応を考えよう。
心当たりはありませんか?そのうち治るだろうと思いながら、
不快な日々が続いているようだったらすぐに対応を考えましょう。
「いつもより早めに寝る」「睡眠時間を多めにとる」「消化が良く栄養バランスの良い食事をする」
「軽い運動をして血行を良くし体のコリをほぐす」…
それでも改善しない場合は医療機関を受診しましょう。
日常生活での工夫としては、
「気温の変化に即した服装を考える、重ね着などで調節する」
「免疫力維持のために食生活に気をつける、ビタミンを多くとる、睡眠や運動にも気を配る」
「アレルギーについてはマスクを使用して、適切な湿度を保つようにする」
「体が硬くなっていたら、ストレッチをする、同じ姿勢で長時間過ごさないようにする、
暖かい湯につかってリラックスする」…などを取り入れてみましょう。
◎健康管理は一人ひとりの大切な取り組みです。
前回、時間の管理や健康管理など自分でできることをやっていくように提案したのですが、
特に健康管理は一生ついて回ることです。
自分の心身の特徴や弱点を知って、それと上手に付き合っていくことが
今後の人生にも続いていくことですから。
なかなか自分一人では気づきにくいこともあると思うので、
今自分の健康管理について困っていることや心配なことがある人は、
JTSCに申し込んで一緒に考えていきましょう。
一人ひとり違っていて、個別性の強い事柄なので、
「自分発見」と思って取り組み始めるのもいいですよ。
次回更新は、短い秋もど真ん中の11月8日頃です。ぜひお楽しみに。
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