
JTSCカウンセラー 有賀朋子 |
こんにちは。JTSCカウンセラーの有賀(あるが)です。
いよいよ東京も梅雨入りしましたね。
梅雨…と聞くと…湿気・低気圧・カビ・食あたり・梅雨寒……
などを連想して、あまり良い気分ではないですね。
また、急に夏日になったり、雨が降って気温が下がったりと、
体調管理も難しい季節です。
そこで、この嫌な季節をなるべく快適に過ごす工夫について
お話ししようと思います。
◎まず、自分の『生活環境』を整える。
今日見たTV 番組で、「お風呂場や部屋のカビに注意」という内容のことをやっていましたが、
確かにカビは呼吸器の病気やアレルギーの原因になるので気をつけたいですね。
お風呂場は、気がついたらカビキラー…とこまめにやっておくこと、
そして部屋は風を通して空気の入れ替えをするように心がけることが大切です。
クーラーをつけてほとんど窓を開けないで過ごしている人が多いと思いますが、
天気の良い日には部屋中に風を通すようにしてみてくださいね。
寝具類も、時々乾燥させて湿気を防ぎましょう。
このように、自分の生活環境を整えることで、毎日の生活が快適になります。
◎次に『食生活』について考える習慣をつける。
また、食生活も冷たい飲み物やのどの通りの良い麺類ばかりに偏らないで、
野菜・たんぱく質・脂質・糖質とバランスを考えて食べましょう。
若いときの食生活があなたの体に大きな影響があるのです。
基礎体力や免疫力など、体調維持に必要な機能が食生活に左右されるからです。
少しずつ自分の食生活について考える習慣も、この機会につけていかれると良いですね。
◎ちょっとした『うつ(鬱)症状』にも気をつける。
そして精神的なことについてですが、この季節に気をつけてほしいのが、
ちょっとした「うつ(鬱)症状」です。
雨が降り続いて、なんとなく外に出るのが億劫…と思って閉じこもっているうちに、
昼夜逆転して学校に行く時間に起きられなくなってしまう……。
梅雨寒で風邪をひいて、それがなかなか良くならず、頭痛や吐き気、
背中が痛いなどの体の症状が出てきた……。
気分が重い、やる気が出ない、いろいろなことが面倒になっているなど
気持ちがすっきりしない状態になってしまった……。
よく眠れない、夕方以降のほうが気分がよくなってやる気が出る……。
このような状態は、要注意です。
特に、まじめで几帳面な性格の人、○○しなければならないと
自分にいつも言っている人が陥りやすい症状です。
自分では客観的に「うつ症状」を捉えるのは難しいと思いますので、
上記のような状態になったら、早めにJTSCに予約申し込みをしてください。
この季節が終われば、太陽いっぱいの夏がやってきます。
四季のある日本に生まれたのですから、その四季に上手に対応して、
毎日を楽しく充実した時間として過ごせると良いですね。
★気分の落ち込みとセロトニン★
◎うつ症状は、気持ちの問題ではなく「身体」の問題。
うつ(鬱)症状とは、平たく言えば「気分の落ち込み」です。この気分の落ち込みに関係しているのは、脳内のセロトニンという物質(神経伝達物質=シナプスと呼びます。)です。セロトニンは1日の中で一定の幅で多くなったり少なくなったりします。一般的には朝が少なく徐々に多くなって夕方にピークを迎え夜にまた少なくなります。俗にセロトニンは「幸せホルモン」と呼ばれこの量が安定していると心は穏やかにいられるし、活動もしやすくなります。しかし、嫌なことや辛いことが続くと、心が疲れ切ってしまいセロトニンが一定の幅を超えて少なくなってしまいます。そのため「気分の落ち込み」が長引く、これがうつ症状と言われるものです。つまり、うつ症状は脳内の物質であるセロトニンが少なくなった状態ですから、気持ちの問題ではなく、身体の問題なのです。「心が弱いからだ」とか「根性がない」といった考え方は誤りです。 もちろん、出来事によって辛い、悲しいという気持ちは出てきますから、出来事との関係は全くないとは言えませんが長く続く「気分の落ち込み」は身体の問題として対応していきましょう。
気持ちと身体のバランスを大切に。
困った時はSSCに相談してください。
次回更新は、いよいよ待ちに待った夏休みの7月20日頃です。ぜひお楽しみに。
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