カウンセラーからのメッセージ

不安定な気候の時の集中法
2017.11.17


JTSCカウンセラー 有賀朋子

こんにちは。JTSCカウンセラーの有賀(あるが)です。
木枯らしが吹いてやはり寒くなるのかな……と思っていたら、
コートを着ていると汗をかいてしまうほどの気温になり……
と嫌な気候ですね。
電車の中でも、咳をしている人が多いような気がします。
本当に体調管理の難しい、不安定な気候です。
もうこれは、世界的な異常気象で温暖化の影響もあるかもしれません。
でも、人間がどうこうできる問題ではないので、
なんとかこの環境の中で生きていくしかありません。
そこで、今回は外界の要素になるべく影響されないような
集中方法についてお話ししてみようと思います。

◎自分を取り巻く外的な不安定要素に立ち向かう。
環境が急に変わったり、今までとは違う問題に直面したりすると
多くの人はストレスを感じます。
ですから、進級進学、就職、転校、転居、クラス替え、班替え…など
これまでとは違う状況になると、緊張したり不安になったり、
どうしたらいいかと考えて新しい適応方法を作り出したりするわけです。
この不安定な気候も、このような外的な不安定要素と考えると対処しやすいのです。
自分を取り巻く不安定要素に対して、どのように対応していきますか?

1 なるべく影響を受けず、巻き込まれないようにすること。
まずは、なるべく影響を受けないようにすること。なるべく巻き込まれないようにすること。
気温の変化に巻き込まれないように、その日の気温に応じて着る物や使う小物を決めておく。
迷わないようにパターンを決めておく。

2 不安定な外的要素に右往左往しないようにすること。
そして、次に大事なことは自分の中に安定した環境を作って、
不安定な外的要素に右往左往しないようにすること。
たとえば、生活のリズムをしっかり決めておいて、
毎日そのリズムに合わせて生活するように心がけると、気持ちも落ち着いてくるものです。
あるいは、自分の呼吸に意識を向けて、気持ちが乱れたり、
いろいろ心配なことが出て来たときは深呼吸を必ずする癖をつけること。
それによって、巻き込まれそうな状況から少し距離をおくことができます。

3 毎日決めた時間帯を必ず集中するために使うこと。
最後は、自分の集中する時間帯をしっかりキープして、
毎日その時間帯を必ず集中するために使うこと。
一つ一つはちょっとしたことなのですが、
これらを継続することで今までよりは集中力が上がると思います。
何だか落ち着かない、いらいらそわそわする……と感じている人は
ちょっと試してみてくださいね。
それによって、「なかなか頭に入らなかったことがわかるようになった」
「課題が一つ出来上がった」「試験勉強がはかどった」などの効果が出るとうれしいものです。

今年のカレンダーの枚数が本当に少なくなってきましたね。
新しい手帳を買ったり、来年のカレンダーを買ったり、
年賀状を作ったり……という季節になりました。
これから寒くなると、外に出るのがおっくうになって
登校しぶりになることもおきてくる季節です。
寒さという外的要素にしっかり立ち向かって、安定した学校生活を送ってくださいね。

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