カウンセラーからのメッセージ

『うつ(鬱)症状』に要注意!
2017.6.16


JTSCカウンセラー 有賀朋子

こんにちは。JTSCカウンセラーの有賀(あるが)です。
いよいよ東京も梅雨入りしましたね。梅雨…と聞くと…、湿気・低気圧・カビ・食あたり・梅雨寒……などという言葉を連想して、あまり良い気分ではないですね。急に夏日になったり、雨が降って気温が下がったりと、体調管理も難しい季節です。

◎気をつけてほしい『うつ(鬱)症状』。
この季節に気をつけてほしいのが、ちょっとした『うつ(鬱)症状』です。毎年この時期にカウンセリングを受ける方に多く症状がみられるので広く伝えなくては…と思ったところでした。
例えば、「学校を休みがち」「体が重い」「気分が晴れない」「学校に行きたくない」など困っていることは皆さん違うのですが、よくよく話を聴いてみると、共通している症状がありました。

▼頭痛や腹痛、気持ちが悪い、背中が痛いなどの体の症状があること。
▼気分が重い、やる気が出ない、いろいろなことが面倒なっているなど、気持ちがすっきりしない状態であること。
▼よく眠れないので昼夜逆転しそうなことと、夕方以降のほうが気分はよくなってやる気が出ること。
▼だんだん外に出ることが嫌になっていること。


◎気づいたら、エネルギー切れ。
ご本人は、「どうして急にこんな状態になってしまったのだろう…、ゴールデンウィーク前までは調子がよかったのに……」と口を揃えて言います。そして、やはり皆揃ってまじめで几帳面な性格で、この状態になるまではきちんと登校して授業も出席していました。
「ちょっとオーバーワークで疲れてしまったようだなあ…、緊張状態が続いて、エネルギーがなくなってしまった感じだなあ……」と私は感じて、聴いてみました。「そうかもしれないけれど、しなければならないことがたくさんあるから…」ということで、おちおち休んでいられないということでした。

◎カウンセリングで元気を回復。
でも、この状態は『うつ状態』なのです。もちろん「うつ病」というほど重い症状ではないのですが、このまま頑張り続けるとどんどん症状が重くなって、家でごろごろしている以外何もできない状態になってしまいます。
必要なことは、カウンセリングで一緒に元気を回復するための方法を考えて、様子を見ながらできることを行っていくことです。ちょっとインターネットなどで調べてみると、『うつ症状チェックシート』のようなものがありますので、気になる人はやってみるとよいでしょう。
そして、医療機関に行くのもよいですし、カウンセリング申し込みでJTSCに電話かメールをしてくれれば予約を入れることができます。

この時期は、特に疲れが出やすく、心身のコントロールが難しい時期でもあります。うつ症状を悪化させないように、注意してくださいね。

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