カウンセラーからのメッセージ
今年度の締めくくり
2017.2.10

JTSCカウンセラー 有賀朋子
こんにちは。JTSCカウンセラーの有賀(あるが)です。寒い毎日の中で、時折急に春めいた日があると、その気温の差に体も心も混乱してしまいますね。かえって身にこたえる…という感じです。でも、2月は三寒四温の季節、少しずつ春に向かって進んでいると考えるといいでしょう。
◎締めくくり、そして来年度へ。
さて、新年が始まってもう1月が過ぎ、2月に入りました。よく2月は日数が少ないので、とても早く過ぎてしまう感じがする…と言われます。でも、2月は学年末の締めくくりの月・まとめの月、学生にとってはとても大切で大変な月と言ってもいいでしょう。学校では、年度末の試験が行われ、課題の締め切りもあります。
進級や卒業を控えて、今年度の成績や取得できた単位も明らかになります。そのうえで、来年度に向けた方向性や計画をしっかり持てるようにしましょう。
◎困ってしまった一大事なケース。
最近、今までにないできごとでとっても驚き、困ってしまったケースがありました。それは、急にこの年度末になって、保護者から「もう授業料が払えないから、これで学校をやめるように……」と言われて、本人も先生も、そしてカウンセリング担当者である私も本当に戸惑ってしまいました。こうしたケースが2〜3件あったのです。個々の問題というよりは、時代や社会背景との関係があるのだと強く感じました。何かの事情で保護者の経済的な問題が起きると、学校の授業料の支払いも困難になるということです。学生本人にとっても、その家族にとっても一大事だと思います。もし、このような状況になった場合は、早い時期に先生や学校、JTSCなどに相談してくださいね。
あなたが、学校を続けたいという意思を持っているならば、いろいろな方法を考えてよい結果にできるように対応していきますので……。
◎一人で考えて動けなくなるより、今できることから対処しよう。
また同様に、進級や卒業の単位が足りなくて困ってしまった…どうしよう……、というケースもこの時期には多く見られます。補修授業を受けたり、課題を提出したり、春休み中に先生からの課題をやったり……、とにかく、先生と相談してできることをやり続けることです。「もうだめだ…」「どうせうまくいかない…」と諦めたり、やけになったりしないように。
一人で考えて動けなくなってしまうことが一番よくないことです。この場合も、先生やJTSCに相談して、今できることから対処していきましょう。
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