カウンセラーからのメッセージ
世界が注目する日本の文化
2016.12.16

JTSCカウンセラー 有賀朋子
こんにちは。JTSCカウンセラーの有賀(あるが)です。
師走に入り、今年も残りわずか……という状況になってきました。今年1年を振り返ったり、冬休みの計画を立てたりと12月は、いつもの月とは違う雰囲気がありますね。もちろんクリスマスのイルミネーションや商店の飾りつけも年々豪華になって、目を奪われます。
◎お正月は“日本の文化”を実感しよう。
さて、年末年始の過ごし方はその家の文化の現われではないでしょうか。特にお正月のおせち料理やお雑煮は、全国でその地方独特の食材や味付けがあるといわれます。みなさんのところではいかがでしょうか?私が子どもの頃は、お正月に着物を着る風習も色濃く残っていて、年末の美容室は大忙しで、お正月には着物姿の女性が多く見られたものです。
この夏に、研修会が京都であった時の話ですが、清水寺に着物姿の女性が多いのに驚きました。よくよく観察してみると、韓国や中国からの観光客が着物を着て散策するという方法があって、近くに着物(ゆかた)の貸し出しをしているところがありました。
つまり、日本人の着物姿は少なくなったけれど、外国の人々からは着物は日本の文化として重視され、憧れをもたれているものなのでしょう。
女性だけでなく、昔のお父さんはお正月には和服姿で過ごすということも多かったと思います。もし、興味があったらみなさんも着物にチャレンジしてみるといいでしょう。きっとお母さんに聞いてみると、タンスの中に着物が眠っていると思います。簡単に着付けてもらって、気分だけでも日本の文化に触れられれば今までとは違ったお正月になるでしょう。おせち料理や初詣など、日本の風習を実感してください。
◎自分との戦いに“勝つ”!
また、冬休みの間に課題や制作をする必要のある人もいると思います。国家試験の勉強をしなければならない人もいると思います。みんながのんびりしている時に気を引き締めなければならない……というのは、本当に大変なことだと思います。
「応援しています。頑張ってください。」としか言えませんが、ある意味自分との戦いなので、この戦いに勝つためには自分に力をつけることになります。
つまり、この経験の後には、必ずあなた自身に力がついたことになるのです。くれぐれも体調管理に注意して、乗り越えてくださいね。
◎冬季うつ病の症状に注意。
毎年のことですが、『冬季うつ病』といわれる症状が起こりやすい時期です。急にだるさややる気のなさ・不眠や食欲不振・気持ちの落ち込みなどの症状が出たら、早急にJTSCに申し込みをしてくださいね。長い間これらの症状を放置しておくと、外出ができなくなったり、人と会いたくなくなったりして重症になってしまいます。
こちらは、12月23日〜1月5日まで冬休みで閉館します。調子の悪い場合は、その前に申し込みをお願いします。
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