カウンセラーからのメッセージ
メールよりLINE?
2016.11.18

JTSCカウンセラー 有賀朋子
こんにちは。JTSCカウンセラーの有賀(あるが)です。
急に寒くなって“冬” という感じになってきましたね。今年は気温の変化を調べると、“ 秋” の期間がとても短かったそうです。なんと、30年ぶりの短さということで、確かにすっきりした秋晴れの日があまりなかった気がします。
北国では、例年よりも早く予想を超えた大雪が降りました。私もインフルエンザの予防注射をして、冬物の衣服を出して、寒さ対策を進めているところです。
◎コミュニケーションがとれていると安心。
さて、寒くなるとつい家から出たくなくなる……ということも多くなるようです。また、もともと閉じ困っていて、今まで以上に内向的になるということもおきてきます。気持ちもだんだん内向きになって、人とコミュニケーションをとることもエネルギーがいることになってしまうようです。
もし、閉じこもっている場合は、家族以外の誰かとコミュニケーションがとれていると安心です。私たちカウンセラーも、なんとかコミュニケーションを取りたいと、電話やメールで働きかけています。
◎電話やメールよりもLINE?
しかし、最近気がついたことなのですが、今の若者にとっては、電話やメールはどちらかというとフォーマルなコミュニケーションの手段で、本当に親しい人とはLINEでコミュニケーションをしているのでは…。だから、電話やメールは自分にとっての必要度が低いので、パスすることもある…。皆さんはいかがでしょうか…?
つまり、電話にも出てくれないし、メールの返事も全くない…、生存確認ができなくてどうしよう……と心配になることが頻繁に起きているのです。時代が変わってきているといえばそうですし、それに順応していかないといけないとも思うのですが…。なかなか難しいなあ〜と思うこの頃です。
◎フォーマルな人間関係にも慣れよう!
専門学校を卒業すると、皆さんは社会に出て行くことになります。社会では親しい人とだけではなく、いろいろな距離感で人間関係を作っていかなければなりません。つまり、フォーマルな人間関係にも、少しずつ慣れていかなければならないということです。
敬語の使い方だけではなく、自分との距離の違いによって言葉や態度を考え変えていく必要があるのです。それがコミュニケーション能力です。
JTSCでは、コミュニケーション能力のトレーニングを行うこともできます。自分のコミュニケーション能力に不安のある人、もっとコミュニケーションのトレーニングをしたいと思う人、留学生で日本語のコミュニケーションが心配な人など是非申し込みをして、カウンセラーとの一対一でトレーニングをしてもらいたいと思っています。
やはり、LINEになら返信する……という心理も一種の閉じこもり的な気持ちだと考えるからです。
今よりほんの少し気持ちが開けて、フランクになれるといいですよね!
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