カウンセラーからのメッセージ
長期休暇の後に・・・・・・
2015.09.11

JTSCカウンセラー 有賀朋子
こんにちは。JTSCカウンセラーの有賀(あるが)です。
8月終わりから急に涼しくなって「とうとう夏が終わってしまった…」と感じた方も多いのではないでしょうか?…という書き出し……なんと、昨年の9月に書いたものです。今年も全く同じような天候でしたね。
そして、寒暖差が大きいので自律神経失調症に気をつけること、生活習慣や健康の自己管理を考えることなど今の季節にお伝えしたいことが続けて書いてありました。
やはり毎年9月は、学校生活に集中できるようにモードチェンジが必要な時期なのですね。
さて、この話題は繰り返しになってしまうし、皆さんにもバックナンバーを読んでいただけばよいことですので、今回は新聞に出ていた「子どもの自殺 9月1日が最多」について考えてみたいと思います。
◎学校が始る9月1日の不安。
大半の公立学校では、8月31日まで夏休みで9月1日から学校が始まります。その夏休み明けの9月1日に、18歳以下の子どもの自殺が42年間の集計で突出して多い(内閣府の分析)ということです。
自殺の理由は「家庭生活」「学業不振」「進路」などだそうです。「いじめ」も入っているかもしれないと思います。
鎌倉市図書館のツイートが、「学校が始まるのが死ぬほどつらい子は、学校を休んで図書館にいらっしゃい…」と呼びかけたことも話題になりました。
◎同じような気持ちになったことがありますか?
専門学校生である皆さんはいかがですか? どのように感じましたか? かつて同じような気持ちになったことがありますか?
さすがに専門学校生の年齢になると、死を選ぶことはなくなり、学校を休む・学校に行かない……を選択できますよね。専門学校に入学するのも、専門学校を辞めるのも自分の意志で選べますから……
でも、今までのカウンセリングの経験からみると、実際専門学校を長期欠席する学生もけっこういます。理由は様々ですが、ひきこもり状態になってしまう人も中にはいます。
◎不安な状態を感じとり、解消することが必要です。
この夏休み明けに、なかなか登校する気になれない状態になっている人……、外出することも減ってきてだんだん人と会うことも不安になってきている人……、自分でもこの状態は何かおかしいと感じている人……、こうした状態でしたら、すぐにJTSCに申し込みをしてください。
「どうも今のコースは自分のやりたい事ではないようだ…」
「クラスになじめなくて、いつも一人でいることが多いし、話をする人もいない…」
「以前は話をしていたクラスメイトが、自分の悪口を言っているので教室に入りたくない…」など、いろいろと気になることがあることでしょう。
あなたのSOSをしっかりキャッチし、どのような話にも心から手助けをしたいと思っています。気軽に連絡してくださいね。
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