カウンセラーからのメッセージ

雨の季節
2015.06.19


JTSCカウンセラー 有賀朋子

こんにちは。JTSCカウンセラーの有賀(あるが)です。 関東地方も梅雨に入り、7月20日頃までは、 毎日雨が降ることを覚悟しなければなりません。 じめじめ、べとべとと湿度と気温が高く、つい嫌な季節だなあ…… と思ってしまいますよね。 何とか工夫をして、夏までの間、気分よく過ごしましょう。

◎この季節に注意すべきこと
第1:食中毒に注意です。
カビも生えやすいので、食品の管理に気をつけること、 必ずうがいと手洗いをしてから食事をしましょう。 また、暑いからと言って冷たいものを食べ過ぎると胃腸に負担がかかり、 胃痛・腹痛の原因になります。
第2:湿度による湿疹やかゆみ、汗によるかぶれなど皮膚疾患に注意です。
アレルギー体質の人はこの時期は要注意で、 喘息の悪化・アトピーの悪化・鼻やのどの炎症などを起こしやすくなります。
第3:湿度と暑さによる睡眠不足に注意です。
就寝前の1時間くらいにエアコンをつけておいて冷えた部屋で眠りにつくと、 寝苦しさも少なくなります。 良い睡眠は健康維持には欠かせないものなので、しっかり眠れるように工夫しましょう。

◎悪循環を断ち切る
6月には、学園祭が行われた学校も多かったと思います。 このような行事への参加は、学生時代の友人関係を深め 生涯の友に巡り合えることもあるので、自分のできる範囲で頑張れるといいですね。 きっと学生生活の良い思い出になることでしょう。 しかし、あまり無理をしすぎて、終わった後に 「疲れた〜 もう何もしたくない。何もかも面倒だ〜」と、燃え尽きてしまった人はいませんか…。 一人の人間の持つエネルギーには限度があるので、 使いすぎれば空っぽになる……ということなのです。 そこへ課題やレポート、実習などが次々に押し寄せてくるとお手上げ状態になってしまいます。 悪循環を断ち切るためには、 休みの日にしっかり休んでエネルギーの補充をしましょう。 多くの場合、身体の疲労やオーバーワークが原因で、精神的な症状になってしまいます。 身体のだるさから軽度なうつ状態に陥って行くこともあるので、 特にこの季節は軽視しすぎないことです。

◎自己判断は禁物
そして、ちょっとしたうつ状態に陥ってしまうと、 「雨が降ると外出するのは辛い」ということになります。 誰でも雨の中を出かけて行くのはあまり好まないでしょうが、 雨が降ると頭や身体が重く、何をするのも面倒…身体が動かない…ということでしたら、 うつ状態になっていると考えて、なんとか早めにJTSCに予約を入れてください。 何日間か外出できない日(登校できない日)が続いたら、それは危険信号です。 しばらくすれば何とかなるだろう…と思っているうちに 悪化することもあるので自己判断は禁物です。

あとひと月もすれば、お日様いっぱいの夏がやってきます。 皆さんの待ちに待った夏休みもやってきます。 夏休みの楽しい計画を想像しながら、雨の季節を楽しく過ごしましょう!
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