カウンセラーからのメッセージ

千里の道も一歩より…
2015.05.22


JTSCカウンセラー 有賀朋子

こんにちは。JTSCカウンセラーの有賀(あるが)です。 新緑の美しい季節になりました。 ゴールデンウイークには、充分自然を満喫できましたか?  あるいは日ごろの疲れをクリアするために、 ゆっくり休養できましたか? いずれにしても、ほんのちょっと生活や脳の状態を いつもと違う状態にしてスイッチオフにし、 これからはいよいよ学校生活、 スイッチオンに切り替えることが大事です。

前回、毎日の積み重ねをこつこつやっていくことが一番の近道だと言う話をしましたが それと同様に「千里の道も一歩より」についてお話ししてみようと思います。 思い起こせばウン十年前、私が小学校卒業の時のこと 「校長先生が卒業生に色紙を書いてくださるので、 書いてほしいことわざや言葉を提出しなさい」と言われました。 その時に私が選んだ言葉が「千里の道も一歩より」だったのです。 校長先生は色紙に毛筆でこの言葉を書いてくださいました。 どうしてこの言葉にしたのか…… この先の長い人生が千里の道のように感じたのかもしれませんね。

◎専門学校の学生にとっては、自分の選んだ職業に就くことが目標達成です。
そこまでは、千里もないかもしれません。 しかし一歩を踏み出すこと、これが結構難しいものです。 「何だかやる気がしないなあ…」「明日でいいや…」「うわあ、締め切り間近だ…」と、 ギリギリのところで切り抜けてきてはいませんか?… まあこれは、私自身も自分に言っているところがあるので、耳が痛いのですが……

◎一歩を踏み出すことに気持ちを向けましょう。
千里先の目標や、夢も大切ですがそれに向かって一歩踏み出す、 また一歩踏み出す…この積み重ねが道になります。 そのための工夫は?どのようにすれば一歩が出しやすいでしょうか? それは、いつもお話ししているように「視覚化」することです。 大きな紙に目標を書いて、そこまでのプロセスを一歩一歩具体的に書く。 プロセスが通過できたら、それをチェックして先に進む… あるいは、今日一日にしておきたいことをホワイトボードに書いておき、 できたらひとつずつ消していく…などです。 頭の中や心の中で思っているだけにしておくと、 かえって「あれもやらなくては、ああこれもあった、どうしよう間に合わない〜」と ストレスになってしまうことが多いです。 これも気持ちの整理術と言えるかもしれませんね。

私たちカウンセラーは、学生の皆さんが卒業するまで あなたの道を一緒に歩いて行きたいと思っています。 荷物が重すぎるようなら、一緒に背負います。坂道は手を引いて登りましょう。 一人で頑張らなくては…と自分を追い詰めないで、 いつでもJTSCで私たちを呼んでくださいね。
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