カウンセラーからのメッセージ

春への準備
2015.02.18


JTSCカウンセラー 有賀朋子

こんにちは。JTSCカウンセラーの有賀(あるが)です。 毎日寒い日が続きますね。 2月は、1年の中でも一番寒さが厳しく、うつ状態も悪化する時期です。 そのような厳しい時期に、新年度の準備のために いろいろな試験や課題提出などが重なってきます。 4月から新年度が始まる日本の制度の中では、 皆さんのストレスも多くなっていることでしょう。 今回は、この時期をどのような気持ちで乗り切ればいいか…について、 お話ししたいと思います。

◎2月は「辛抱と実践の積み重ねをする時期」にする
暦の上では立春も過ぎて、少しずつ日照時間が長くなっていますし、 日差しの中に春めいた雰囲気が感じられるのも2月です。 まさに、来るべき春の準備期間と自分に言い聞かせて、 「辛抱と実践の積み重ねをする時期」にするといいでしょう。 現実的には、資格試験や実習の仕上げ、卒業制作や卒業公演など いろいろと取り組むべきことが控えています。 その一つ一つを着実に行うことによって、春には新しい扉が開くわけです。 ともすると、気分が重くなって何もかも面倒になりがちですが、 ここでじっくり構えよう…と思うことです。 我々日本人の考え方の中には、長い冬を耐え忍ぶことによって、春の暖かさや明るさを より多く感受して喜ぶことができる…と言う考え方があるように思います。 四季のある国に暮らすことによって、心の中に備わってきた思いなのでしょう。 学生の皆さんにとっても、この時期に取り組んだことやその経験が 次年度にプラスになって生きてくることなのです。 次のあなたへのステップのための準備を行っている2月というわけです。

このように考えることによって、2月の学校生活を滞りなく送ることができるといいですね。 まさに、ラストスパートなのですから……。 しかし、どうしても気分が落ち込んでしまう、体が思うように動かない、 外に出ることができないなどの状態が続くようでしたら、 すぐにでもJTSCに相談を申し込んでください。 もう少し様子を見よう…暖かくなれば大丈夫…などと自己判断するのは禁物です。 重症になる前に是非相談に来てくださいね。

この3月に卒業を迎える皆さんは、最後の学生生活になりますね。 まだやるべきことがいろいろあって、 滋慶学園での学生生活を思い出している余裕はないかもしれません。 しかし、あなたが過ごした一日一日が今のあなたを形つくり、 今の能力を身につけることができたのです。 そのように頑張ってきた自分をほめてあげてくださいね。 もちろん私からも、「よく頑張ったね。えらいね。」と伝えたいと思います。
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