カウンセラーからのメッセージ
この夏、本物に触れてみよう!
2014.07.22

JTSCカウンセラー 有賀朋子
こんにちは。JTSCカウンセラーの有賀(あるが)です。
7月前半はW杯に目を奪われて、やはりあっという間に過ぎました。あの寝不足な状態は一種の時差ぼけのような感じで、回復するのに1日以上かかりましたね。しかし世界のスーパースターが一堂に会して、全力で戦う姿にはいつもながら感動!でした。同時にテニスの大会も行われていて、スポーツファンには毎日がお祭りでした。
そんな日々が終わって……いよいよ夏休み到来です。毎年夏休みの過ごし方についてお話ししていますが、今年も今感じていることからお伝えしようと思います。
今、学生の皆さんと会っていて一番感じること……「もう少し、外へ出てみようよ!」毎日パソコンなしでは生活できない、毎日ゲームなしではつまらない、毎日ツイッターを見ないと不安…と、言ってしまえば毎日何かに縛られている生活。あるいは毎日何かに依存している生活。それが現代の若者の特徴かもしれません。
まあ、日常生活はそうであっても、夏休みはちょっと日常生活でできないことをしてみようではありませんか。
「外へ出る」…といっても、この暑いさなかふらふらと外出や散歩をしても熱中症になってしまうだけ。まず外ですることで、したいことを考えましょう。
それは、パソコンやゲームなどの仮想空間にいることではなく、本物の今・ここで体験ができる空間に身をおくことです。一種の「真の体験の場」「リアルな場所」と言えばいいかな。
たとえば、旅行に行くこと・ボランティアに参加すること・写真をとること・絵を描くこと・テーマを持って美術館や映画館に行くこと・スポーツをすること・畑仕事を手伝うこと・釣りをすること・山に登ること……などなど、自分の体・手・足を動かして何かしてみてほしいのです。
多分、そうすることで今までの自分の居た空間や場所がとても限定された場所だったことに気がつくでしょう。
「なあんだ、世界はこんなに広いんだあ〜いつも小さなことにとらわれてやきもきしていたなあ。」と感じられればOKです。
リア充という言葉が適切かどうかはわかりませんが、自分にとってリアルと感じられることや本物だと感じられることに出会ってほしいと切に感じます。
「生・本物・自然・リアル…」なかなか言葉で表すことが難しいものですが、それに触れてほしいと思います。(こんな表現で皆さんに伝わったかがちょっと心配ですが)
せっかくの夏休みですから(社会人になったら、こんな長い休みは一生とれませんよ)今までとは違う体験にチャレンジしてみましょう。ちょっとした思い切りと勇気を持って!それによって夏休み明けのあなたは、きっとひとまわり成長していることでしょう。
JTSCのフリースペース閉館日は、8月9日(土)〜 8月17日(日)です。
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