カウンセラーからのメッセージ

『五月病』に立ち向かうGWの過ごし方
2014.04.25


JTSCセンター長 鈴森剛志

こんにちは、JTSCの鈴森剛志です。
五月病』という言葉を聞いたことがあると思います。「身体がだるい」「気分が落ち込む」などで「やる気」が出ない状態のことです。このようになってしまう人が5月頃に多くなるのです。
そのため『五月病』と呼ばれていますが、正式な病気と言うわけではありません。原因の多くは、「溜まった疲れ」です。特に4月から新しい活動を始めた人は、疲れを溜めやすいのです。新入生は、まさに新しいことの連続ですよね。

例をあげれば…
・高校では授業時間が50分ですが、専門学校では90分〜100分。
・新しいクラスメートと関係を作らなければならない。
・それぞれの授業と先生を理解する。etc


新入生に限らず在校生も、新しい授業、実習、様々な準備など、春はとにかく忙しい。このような事柄をこなしていくには、相当な「エネルギー」を使います。そして、疲れが溜まってくる。
それらの新しいことに少し慣れてくる5月頃は、緊張が緩むので「溜まった疲れ」がどっと出てくるわけです。疲れは、身体だけではなく、「頭(脳)」にも溜まっていますから、気分が落ち込むのです。
ゴールデンウィークの連休は、そんな疲れた状態で迎えていますので、次のような「連休の過ごし方」が大切です。

1. 疲れを取るためによく寝ること
思った以上に疲れがありますので、とにかく眠くなったら寝ることです。
2. 心に栄養をあげること
好きな音楽、DVD、本、友人との交流など、心が元気になることをしてください。例えて言うなら、新しいことに慣れるために使っていた頭(脳)の部分とは違うところを刺激して、バランスをとるのです。
3. 連休後半は生活リズムを整えること
連休後半は昼夜逆転とならずに、午前中に起きて身体に「そろそろ学校ですよ」ということを思い出させてください。
4. 連休明けは、無理しない程度に学校で過ごすこと
連休明けからの登校は、ちょっとキツイかもしれませんが、段々調子が戻ってきます。身体のダルさや気分の落ち込みがあったら、「ちょっと五月病かな?」と考えて、学校を休むのではなく無理しない程度に学校で過ごしてください。そうしているとたいていの場合には『五月病』から抜け出せます。

ただ、いつまでも身体や気分の調子が悪いときには、心の整理が必要だと思います。そんな時には、カウンセリングの予約をしてくださいね。
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