カウンセラーからのメッセージ

充実した秋を過ごすために
2013.10.22


JTSCカウンセラー 有賀朋子

こんにちは。JTSCカウンセラーの有賀(あるが)です。 秋は「勉学の秋」「読書の秋」「スポーツの秋」などと言われるように、 いろいろなことに集中して取り組むのに適した季節です。 暑からず寒からずの、過ごしやすい気候と言っていいでしょう。 ですから、この秋を充実して過ごせるように いくつか気をつけることについてお話ししましょう。

「過ごしやすい季節」とはいっても、秋は人間の体が 「夏バージョン」から「冬バージョン」に変化する時期でもあります。 この「変わり目」に、疲れが取れない・だるい・なんとなく気分が落ち込む などという症状が出やすいのです。 夜が長くなる、気温が低くなる、空気が乾いてくる……そうした自然の変化に合わせて、 私たちの体と心は少しずつ秋冬適応バージョンに変わっていくため、 自律神経やホルモンバランスなどがその変化に適応するために目に見えないところで 頑張って働いているのです。その影響で、体や心に症状が起きてくるというわけなのです。 昼夜逆転の生活になったり、なんとなく気分が晴れないプチ鬱状態になったり、頭が重い、 だるいと感じたり……まずは、 規則正しい生活と睡眠・食事をきちんとすることから始めて、 上手に気分転換をして元気を取り戻しましょう。 とにかく何かに取り組み始めれば、きっと集中してできると思います。 もし、不調状態からなかなか抜け出せないようでしたら、JTSCに相談してくださいね。

また秋に注意することとして『秋の花粉症』と『咳喘息(せきぜんそく)』があります。 先日も「風邪をひいてなかなか治らなくて…」というので、よくよく話を聞くと、 鼻水と咳がずいぶん長い間続いているというのです。 目も痛がゆいので目薬を買ってさしているということ… あらら、それは『秋の花粉症』かもと思いました。 今年は夏の気温が高かったので、秋の草花の花粉が多く飛んでいるようです。 ブタクサ・ヨモギなどのキク科の花粉や、イネなどが代表的です。 ひどい場合は服薬を、外出時にはマスクを着用して、こまめにうがいをするのが良いですね。 もう一つの『咳喘息』は、風邪は治ったはずなのに 咳がちっとも治まらないという状態が数週間続くというものです。 慢性的に咳が続く気管支の病気なので、 咳止めを飲んで一時的に治まってもまた咳が出る…の繰り返しです。 アレルギーのある人、ストレスの多い人は、気温の変化が大きいこの季節にかかりやすいそうです。 ご用心を。

今回は健康管理のことが中心になりましたが、心の不調は、体の不調として現れるので、 まずは健康に注意して充実した秋!にしてくださいね。
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