カウンセラーからのメッセージ
オリンピックから良い刺激を受けて…
2012.08.31

JTSCカウンセラー 有賀朋子
こんにちは。JTSCカウンセラーの有賀(あるが)です。
今年はロンドンオリンピックと夏休みが重なったので、毎晩遅くまで応援していた人も多いことと思います。
オリンピックに出場している選手のほとんどが皆さんと同世代ですから、自分の限界に挑む姿を見て良い刺激を受けたことでしょう。青年が一生懸命取り組む姿は、無条件に人の心を打ち感動を与えます。
夏休みから学校生活への切り替えがまだ十分にできていない人も、オリンピックからの刺激を受けてちょっと自分自身の取り組みについて考えてみませんか?
【自分なりの中長期計画を立てる】
今日まで、学校や先生方の主導で、毎日毎日の学校生活を過ごしてきたわけです。でも、この機会に自分への問いかけと、自分なりの取り組み計画を立ててはいかがでしょう。
今までの学習から『自分に合っていると感じたこと』『興味のあること』『特にやってみたいと思ったこと』などを取り出して、順序立てて取り組む計画を作ることです。
漫然と目先のことだけをこなして日々を過ごすのではなく、自分が目標を持ってやっていると感じることが大切です。こうして自分のペースで取り組むことができてくると、それがやがて卒業制作や卒業課題に結びついてくると思います。
【自主的な取り組みのためにも、健康管理は欠かせない】
残暑の中での頑張りのためには、『バランスのとれた食生活』に配慮しましょう。特に一人暮らしの人は気をつけてくださいね。今年は熱中症予防に水を飲むだけでなく、塩分・糖分・ミネラルの補充もするようにと呼びかけられていました。
また、どうしても昼夜逆転になりがちですが、30分ずつでも早く寝て、早く起きるようにして生活リズムをつくりましょう。
【少しずつでも、時事問題について考えるように努めてみる】
今の日本を取り巻く状況は日に日に大変になっています。自分には関係ない……と思っていても、やがてその影響が自分の生活を直撃する日が来るとしたら、『情報を得ておくこと』や『知識を得ておくこと』は大切です。
国内問題としては、原発・消費税・自殺・いじめ……、国際問題としては、TPP・領土・円高・基地……、いろいろな経緯や歴史を調べて、自分なりにどう考えるかを心にとどめておくと、何かあった時に不安になったり迷ったりしないで済むと思います。
ちょっと現実的なことを言うと、就職試験には必ず時事問題についての設問がありますから、その時にも役立つということになります。
9月早々、少々厳しい話をしてしまったかしら……とも思いますが、皆さんに感覚的かつ論理的であってほしいという期待からなのです。
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