カウンセラーからのメッセージ
夏休みにリセットを!
2012.07.20

JTSCカウンセラー 有賀朋子
こんにちは。JTSCカウンセラーの有賀(あるが)です。
いよいよ待ちに待った夏休み到来ですね。……とは言っても、これまでの疲れでどっと倒れこむように夏休みを迎えた人、試験のある人、実習のある人、課題が山盛りの人etcと、学校により夏の過ごし方は特徴があることでしょう。
各々が自分の課題やスケジュールをこなしつつ、健康に楽しくこの夏を過ごせることが第一ですよね。
そこで、今回は夏休みを上手に使って『リフレッシュ』と『リセット』気分を手に入れて、9月以降の学校生活が気分一新できるような提案をしてみたいと思います。
第1は、【自然にふれること】。
自然に恵まれた地方から来て独り暮らしで学校に通っていた人は、空気の違いに気が付いたことでしょう。本当に都会の空気は汚れています。
実家に帰って、自然の中でのんびりすることで気持ちもゆったりできると思います。
都会暮らしの人は、この夏は自然の中で何日か過ごせるように考えてみてください。
海・山・島……とにかくアスファルトとビルの風景ではなく、空が大きくて星の見えるところに行ってみましょう。その効果は、思っている以上にあるのです。
特に脳ばかり使っている現代の都会生活では、知らず知らずに身体や感覚器官が弱ってきています。また、青年期の特徴でもある、『観念的な思考(頭で考えたことを重要視して、体験を軽視するような考え方)』でグルグル回りをして苦しくなっていたりすることも多いはず。これらは自然の中で身体を開放することによって、リセットすることができるのです。
第2は、【自分自身のことをよく観察して、考えてみること】【今の日本社会について考えてみること】。
日常生活に追われていると、ふと立ち止まって自分のことや社会のことを考える時間を持つことが難しいものです。
福島原発の事故以来、今まで知らなかったことが急に見えてきて、これからの私たちはいろいろなことをもう一度考え直す必要が生じてきました。
これらのことも含めて、ちょっと考える時間を持つことが大事だと思います。
第3は、【夏休み中の日記を書いてみよう】。
小学生じゃあるまいし……と思わないでくださいね。ほんの1〜2行でも文章を書くことは、考えや思いを意識化することです。考えたことをメモすることでもいいのです。あなたがこの夏に感じたことが、記録され思い出にもなります。
このうちのどれか一つでもやってみてもらえると、うれしいです。まずは暑い夏に身体を壊さないようにすごしてくださいね。
そして、元気で9月にお会いしましょう。(ロンドンオリンピックも応援しましょうね。)
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