カウンセラーからのメッセージ

自己コントロール力について
2012.06.25


JTSCカウンセラー 有賀朋子

こんにちは。JTSCカウンセラーの有賀(あるが)です。
梅雨入り後の天候は、朝夕が肌寒く、なかなか油断できませんね。 そのせいで風邪を長引かせる人も多いようで、 マスクをしてカウンセリングに来る人も何人か見受けられます。 梅雨 ─ 梅雨明け ─ 夏の暑さと変化の激しいこの季節に、 心身ともに安定した学生生活を過ごすには、 ちょっとした工夫が必要のようです。
そこで今回は、 『心と体のつながりをよく理解することで、 自分自身の体調や気持ちのコントロールが上手にできるようになる』 という話をしましょう。

最近カウンセリングに来た人が、一人は「5月が調子悪くて、落ち込んでいました」と言い、 もう一人は「私は毎年6月がだめで、気力がでないんです」と言っていました。 以前に『五月病』についてはお話ししましたが、 確かに6月の梅雨の時期も4月以降新しいクラスや学校生活に慣れるために緊張し、 頑張っていた疲れが出てくる……と考えると納得できますね。
体の症状としては、頭痛・腹痛・胃痛・風邪などとして現れます。 心の症状としては、無気力・倦怠感・抑うつ感から、悪いことばかり考えてしまって、 何もかもいやになるなどというようになってしまいます。 体の症状は、医者に行ったり薬を飲んで対処できますが、やっかいなのは心の症状でそのうちに 「ちゃんとできない自分・頑張れない自分を責めてしまう」という悪循環に陥ります。

このような時対処方法として大切なのは、『上手な気分転換』です。 自分の好きなことや楽しめることをしてふっと気分を良くすることができるといいですね。 それでもうまくいかない時は少し体を動かしてみましょう。 散歩・ジョギング・スイミングなどなんでもいいです。 つまり、『体のスイッチを入れて、心をコントロールする方法』です。 脳ばかり使うのではなく、体も使うことがバランスをとる上でとても効果があるし、 人間にとってはとても大切なことなのです。 結局は、いろいろ工夫して自分の状態を心身ともに安定した状態にすること イコール『自己コントロール力を効果的に発揮する』ことです。
学生生活を過ごす間に、心身ともに様々な状態を経験することでしょう。 その時に、自己コントロール力が必要になります。 ある意味、人生の試練においてはいかに自己コントロール力があるかで その時の対処が違ってくると思います。
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