カウンセラーからのメッセージ
大事な時期をしっかり乗り越えるために
2012.02.01

JTSCカウンセラー 有賀朋子
こんにちは。JTSCカウンセラーの有賀(あるが)です。
『1月は行く』『2月は逃げる』『3月は去る』……という表現を聞いたことがありますか?
確かにお正月が過ぎて、1月から3月まではあっという間に月日が経ってしまう感じがありますね。まさに『光陰矢のごとし』」でしょうか……。
今年はうるう年で2月は29日までありますが、実際に日数が少ないということや、日本では年度の変わり目だということも関係があるのでしょうね。
さて、その短い月日の間に学生にとっては大切な出来事がぎゅっと凝縮しています。
たとえば、卒業研究・卒業公演・進級制作・実習・さまざまな試験・進路の決定など、どれも今までの学習やそれぞれの体験の成果が問われることばかりです。ある意味「人生の一大イベント」と言っても過言ではないでしょう。
もちろんこの時期の一番大切なことは、
【目の前の大イベントをやり遂げること】
【自分の持っている力を全部出し切って後悔のないようにすること】
の一言に尽きます。
そのためのいくつかの注意事項をお伝えしたいと思います。「あ〜あの時こうだったら」「もし〜だったらなあ」ということは通用しません(後の祭りと言います)。
そんなことか……と言わずに聞いておいてくださいね。
【絶対に風邪をひかないように!】
これからの季節はインフルエンザ流行の季節ですし、すでに流行が始まっています。風邪のために参加できなかった、大事な試験で実力が発揮できなかったでは泣くに泣けませんから。
【落し物・なくし物をしないように注意すること】
徹夜で頑張った翌日などは特に注意力や集中力が低下します。そうした時に、せっかく完成させた作品や資料の入ったUSBメモリを落としてしまった、という実際にあった話があります。またこれも実際にあったことですが突然パソコンが壊れてしまった、という話も聞きました。
くれぐれも注意をして、バックアップもきちんとしておくようにお勧めします。
【不安や焦りをコントロールすること】
大事な時期には誰もが緊張し、プレッシャーを感じ不安や焦りが生じてきます。初めての体験にのぞんで、いろいろな感情がわいてくるのは当たり前のことです。自分だけではなく、ここにいるみんながそう感じているのだと思ってください。そして深呼吸、リラクゼーション、自律訓練法などを自分なりに取り入れて気持ちを落ち着かせましょう。
どうしても大変という人は、JTSCに申し込んでください。
とにかく2月は勝負の月。最近の相談では、進路に関することや卒業後の相談なども増えてきました。
まずはしっかり自分の人生イベントに参加し、力を出し尽くしてください。その体験からきっと見えてくるものや、得るものがあるはずですから!
▼カウンセリングの予約
<- カウンセラーからのメッセージバックナンバー
<- TOPへ戻る