カウンセラーからのメッセージ
もしもの時の自分は……?
2011.09.01

JTSCカウンセラー 有賀朋子
こんにちは。JTSCカウンセラーの有賀(あるが)です。
今年も、人間の体温を超えた気温をあちらこちらで記録するという、厳しい暑さの夏でしたね。このまま涼しくなってくれればいいのに……と思う、今日この頃です。
さて、9月に入り何よりも大切でまた大変なのが、「夏休みモードから学校モードへの切り替え」です。
夏の疲れも出てくる時期なので、「自分の好きなように時間を使っていた夜型の生活から、学校に毎日登校する朝型の生活への切り替え」は、なかなか思うようにいかないことと思います。でも、なんとか1週間から10日は頑張って(その間の大変さや疲労感は本当にきついですよね)しっかり切り替えましょう。
実は、JTSCでは毎年「5月の連休明け」と「夏休み明け」は要注意の時期なのです。上述の切り替えがうまくいかなくて、そのまま学校に来られなくなってしまう学生や、いろいろな事情から学校を続けられなくなってしまう学生が多くなるのが、この時期なのです。今年はどうなのかしら……と、カウンセラー一同心配の面持ちで9月を過ごすわけです。
でも、今年は3・11の東日本大震災以降、「やはり自分自身がしっかりしなくては……」「こういう時代だからこそ、しっかりと専門の知識や技術を身につけることが大事」という考え方がはっきりしてきたように感じます。
何もかも失ってしまった時、自分の身についている知識や技術を生かして再出発することができるからです。自分の身一つでなんとかやっていくことができれば、そこからまた生きていかれるからです。そういう意味でも、今自分が選んで学習途上にある道を大切にしてください。
もし、あなたが突然何もかもを失った時に、今学んでいる専門知識や技術があなたを支え生かしてくれることを思い描いてみてください。そうすると、なんだか頑張ってみようと思えるし、元気や勇気がわいてきませんか。
ある意味、非日常の夏休みから日常の学校生活に戻ってきたようなものですね。体調管理に気をつけて、毎日、一日一日を丁寧に過ごしてください。
どうしても気力が出ない、うまく切り替えができないという人はJTSCに。
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