カウンセラーからのメッセージ

大きな災害後に
変化を感じている人のための
ストレスケア

▼大きな災害後に感じる心身の変化について
【1】体に現れる変化
眠れない/疲れが取れない/肩こり/頭痛/背中が痛い/胃痛/吐き気/ 下痢/便秘/胸がどきどきする/急に汗が出る

【2】気分に現れる変化
感情が乏しくなる/現実感がなくなる/本当のことではないように感じる/ 不安が強まる/気持ちが落ちこみ、意欲や関心が低下する/神経が過敏になる

【3】考え方に現れる変化
自分や他人を責める/そわそわと落ち着かない状態になる/ 災害の夢をみたり、そのイメージが現れたりする/周囲への注意力がなくなる

これらは、災害などの大きな抑圧を受けたあと誰にでも生じる心身の変化で、 『ストレス反応』といいます。 日常生活の回復により、時間の経過とともになくなります。
▼“ストレスがあるな”と感じたときの日々の過ごし方
◎ 日常生活を回復して、自分のできることをまず行い、しっかりと睡眠・食事をとる。
◎ 挨拶やちょっとした会話など、誰かと話をするようにし、一人ではないと感じる。
◎ 話す・泣く・笑う・怒るなど、感情を無理に抑え込まないでしっかりと表現する。
◎ ストレッチやスポーツなどで体を動かす。
◎ 入浴・音楽・呼吸法など、リラックスできることを見つける。
 (→リラクゼーションを検索してみてください)
▼ストレスを感じている友人、クラスメイトへの接し方
◎ 傷つける言葉を使わない。
【NGワード】
× あなたよりもっと大変な人がいるのですよ。
× 済んだことは忘れてこれからのことを考えましょう。
× 元気を出さないと、亡くなった人が悲しみますよ。
× 思ったより元気なので、安心しました。

◎ 安心・安全を保障し、落ち着いて現実を見守る。
◎ 本人のペースで話したいことを聴くように心がけ、無理に聴き出したり、批判をしない。

ストレス症状が長く続く、本人・身内が被災したという人は、 SSCにカウンセリングを申し込んでください
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